今から約50年前、皆瀬川に点在した11ヵ所の旧堰を統合し頭首工が造られました。現在、当時造られた頭首工を取り壊し、新しい皆瀬頭首工が平成21年3月に完成しました。 約240mにわたり皆瀬川をせき止め、水を用水路へと送る施設です。 鉄鋼製で出来た2つの水門、筒状のゴムに空気を送り膨らませ、川をせき止めるゴム堰が3門、川に住む生き物が自由に移動できる魚道が2ヵ所設置されています。 この1つの施設で約8,500haの水田に水を送ります。
今から約40年前、この周辺に点在した4ヶ所の旧堰を統合し頭首工が造られました。 約70mにわたり成瀬川をせき止め、水田約1,500haに水を送る施設です。 国営事業により部分的な改修工事が行われました。 また、成瀬川上流に建設されている成瀬ダムが完成することにより、安定した水を田んぼに供給する事が出来るようになります。
平鹿平野地区の用水管理施設を中央管理所(秋田県雄物川筋土地改良区)に設置されるコンピュータなどで監視・制御・記録することにより、用水の安定供給と維持管理の軽減を図ります。
パイプライン(農業専用の水道管)で田んぼに水を流す場合は、一度揚水機場に水を集めて、ポンプで圧力をかけて通水します。 管内3ヶ所の大規模揚水機場の管理をしています。